よくあるお悩み

2021.03.21

赤ちゃんの抱き方・寝かせ方について

お子様のキレイな歯並びを作るうえで正しい姿勢が重要であることをご存じですか?
大人であれば意識して猫背を改善するなど、できることもありますが、
赤ちゃんは自分では意識できないので、抱っこする時や寝かせる時の
大人の意識が重要です。

また、正しい抱き方・寝かせ方は姿勢だけでなく
赤ちゃんの口呼吸の予防にもつながります。

首がすわるまで編

▼抱き方
首が座るまではママのお腹の中にいた時のように、
背中を少し丸めて、手は前に、膝をお尻より高くした「あぐら」の姿勢で抱っこするのが◎

首が座るまでは、赤ちゃんにかかる負担を考えて長時間の縦抱っこは避けましょう。
腹筋・背筋に力が入りすぎてしまうことで、身体の反りや硬さの原因になります。
また、頭が後ろに反らないように注意し、口を閉じて鼻呼吸ができているか確認するようにしましょう。
この時期は抱っこの仕方が悪いと、歯列不正や口呼吸の原因になるので注意が必要です。

▼寝かせ方
新生児期は背骨を伸ばさないことがポイントです。
寝ている時も抱っこの時と同じで、「Cカーブ(背骨の丸み)」を保つようにしましょう。
かたい布団の上に仰向けで寝ることにより、背骨が必然とまっすぐになり、
バランスをとろうとして頭をねじることで向き癖がつきやすくなると言われています。
タオルなどを使って赤ちゃんがご機嫌になるように、姿勢を調整してあげるのが良いでしょう。

首が座ってから編

▼抱き方
首が座ってからも、赤ちゃんは腰を支える筋力が未発達の為、抱っこの時は、
胸から下を支えることを忘れずに。
抱っこ紐を使う場合は、赤ちゃんの頭が後ろに倒れないものを選ぶようにしましょう。

▼寝かせ方
寝かせる際は、赤ちゃんの首のカーブに沿うような形で枕を当てるようにしましょう。
首の前カーブが伸びてしまうことがないようにタオルを丸めて調節するのがおすすめです。
ドーナツ枕は首に負担がかかったり、顎が引けすぎたりする為、この時期の使用は控えた方が良いです。
ハイハイができる前は股関節と膝を曲げて足を少し高めにするのが◎

▼ハイハイができるようになったら
腰の筋力を鍛える上でハイハイは非常に大切な動きです。
赤ちゃんが沢山ハイハイができるよう環境を整えてあげてくださいね。
腰の筋力が付いてくると、自然に無理なく一人で座ることができるようになります。

まとめ

いかがでしたか?
赤ちゃんの歯並びには正しい姿勢が重要です。
首が後ろに反った状態は上顎と下顎が引き離され、口が空いてしまいます。
口呼吸は歯並びに問題が生じたり、細菌が体内に入りやすくなり、
感染症にかかるリスクが高くなります。

赤ちゃんが正しい姿勢で快適に過ごせるように、
正しい抱っこや寝かせ方を意識するようにしましょう!

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