よくあるお悩み

2021.03.21

虫歯予防について

虫歯にならないようにするための予防は、とても大切です。

歯の治療は「引き算」です。

健康な歯を【100】とします。
虫歯の歯を削ると、それが虫歯の大きさにより
【95】とか【80】になってしまいます。

もし、虫歯を放置して神経をとる治療が必要になった場合、
歯は枯れてしまい【50】くらいになってしまいます。
そしてそれは決してもとにはもどりません。
最後にはその歯を失ってしまうという最悪な事態もありえます。

「乳歯は生え変わるから虫歯を放置してもよい」という
ひともいますが、それは間違いです。

乳歯の虫歯が神経まで達してしまうと
下にいる永久歯にも影響が出てしまう場合があります。

子供の時から、規則正しい食生活・歯磨きの徹底・歯科での定期検診など
虫歯予防の習慣化が大切です。

お子様の歯の健康を土台からしっかり作っていきましょう。

虫歯の原因は?

虫歯は、ミュータンスという虫歯菌が作り出す歯垢が原因です。

糖分を含む食べ物を食べると、口の中が中性の状態から酸性へと変わります。
口の中が酸性だと『脱灰』(歯が溶け出すこと)に対して、
『再石灰化』(治そうとする力)が追い付かず、虫歯になってしまいます。

唾液には歯を守る作用があります。
その唾液は、「噛む」という動作で多く分泌されます。

食事をよく噛んで、唾液をしっかりと分泌させていきましょう。

虫歯予防に大切なポイントとは?

歯磨きをしていればむし歯にならないというのは間違いです。

虫歯は、
・むし歯菌の定着率
・唾液の質
・唾液量
・歯並び
などの要素はもちろん、歯磨きの癖や日頃の食生活などが大きく影響しています。

また、人それぞれ歯の生え方、体質等も異なるため、
その人に合った予防方法を知ることがとても大切です。

お子様の歯の状態や虫歯の予防方法を理解するためにも
虫歯がなくても、定期的な歯科での検診が必要です。

就寝前の歯磨きがとても大切!!!

寝る前の歯磨きが特に大切な理由を知っていますか?

唾液には、お口の中の酸性化を抑える役割があります。
寝ている間は唾液の分泌が少なくなるので
口の中が長時間酸性状態になってしまいます。
つまり虫歯になりやすい状態です。

よって就寝前は、特にしっかりと歯磨きをすることが大切です。
就寝前のお子さまの仕上げ磨きは毎日欠かさず、丁寧にしましょう。

まとめ

【歯は一生もの】という言葉があるように
子供の頃の歯の健康や、歯に対する予防の意識は、その子の一生に関わります。

子供は歯の大切さについて、自分では判断がつきません。
まわりの大人が注意して予防をしてあげましょう。

虫歯は、治療で進行を止めることはできても、根本的に治すことはできません。
虫歯になってしまってからでは遅いのです。

分からないことは気軽に歯科医師や衛生士にお聞きください。
お子様に合った虫歯予防を提案させていただきます。

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