2歳になると自我の芽生えから「自分でやりたい」という気持ちが強くなります。
自分でやりたいという気持ちがある一方で、上手く出来ないことや、
自分の気持ちを伝えられず、子供自身も、もどかしさでイライラする時期です。
そんな魔の2歳とも呼ばれるイヤイヤ期におすすめの接し方をご紹介します。
イヤイヤ期とは
2歳頃になると自分という存在がここにあるという自我が芽生えるようになり、
自分のしたいことや気持ちの主張が強くなります。
言葉で伝えるのも上手くいかず、全部がイヤ!となる時期です。
そんな姿に大人もどうしたいのか分からず、ついつい叱ってしまうことも
多いのではないでしょうか?
子どもの気持ちを受け入れること
イヤイヤ期に大事なのは、「子供の気持ちを受け入れる」ことです。
「そうだね」とまずは子どもの気持ちを肯定するのがポイントです。
また、2歳はまだ思いや伝えたいことを言葉にできないので、
大人が代弁してあげるのも大切です。
「〇〇がいやだったね」と代弁してあげると、
自分の気持ちを理解してもらえたという満足感や安心感に繋がるでしょう。
選択肢を与えて選ばせる
子どもの希望を叶えるのが難しいときは、
他の方法を提案したり、選択肢を与えたりするのが効果的です。
「ダメ」で終わらせようとするのは逆効果なので、
「これは難しいけど、これならいいよ」や「これとこれどっちにする?」など
気持ちを受け止めて話すようにすると子どもも納得する場合も多いのです。
気持ちが切り替わるようにする
遊びに誘ったり、他のものに興味が向くようにしたり、次にすることへの興味が持てるよう話してみたり、子どもの気持ちが変わる工夫をするのも意外と効果ありです。
その時期から歯医者に慣れる事
特にイヤイヤ期に歯科に行くのを嫌がる子も多いでしょう。
そこには「怖い」というイメージや「何をするか分からないという不安」が
大きく関わっています。
治療のために歯科に行くのではなく、小さい頃から予防のために歯科に
行き慣れておくのがおすすめです。
また、普段から歯科は怖いところではないというお話をしたり、
歯科や歯みがきについての絵本を取り入れたりするのもおすすめです。
まとめ
イヤイヤ期は子どもの成長にとって、とても大切な過程です。
ついつい大人もイライラしてしまうこともありますが、
「これがしたかったんだ」と一歩引いて客観的に見ることがおすすめ。
ぜひ、「ダメ」ではなく、「うんうん、そうだね」と
子どもの気持ちに寄り添ってみるところから始めてみてくださいね。