妊娠中は女性にとって心身ともに著しい変化が起こります。
妊娠40週の間、お腹の中で赤ちゃんは約3㎏に成長すると言われています。
また、ママの摂った栄養が赤ちゃんの体や歯を作る基盤となります。
妊娠中はもちろんのこと、妊娠前からの食生活が赤ちゃんに影響すると言っても
過言ではありません。
この記事では、
・妊婦さん・プレママさんはどんな栄養が必要であるか
・妊娠中の赤ちゃんの歯について
詳しくお伝えします。
ママが摂った栄養が赤ちゃんの歯を作る
ママのお腹の中で赤ちゃんは少しずつ成長していきます。
赤ちゃんの歯は、妊娠初期から発育していき、
他の器官と比べると、短期間でほぼ完成すると言われています。
(永久歯も早いものだと妊娠4ヶ月頃から形成されます。)
つまり、妊娠初期から、ママがどれだけの栄養を摂れるかが
重要になってくるのです。
ママの栄養が不足している・偏りがあるという場合、
赤ちゃんの歯の質にも影響が出てしまう可能性があるので、注意が必要です。
赤ちゃんの歯がつくられる時に必要な栄養素
赤ちゃんの丈夫な歯を作るために、カルシウムをしっかりとるようにしましょう。
あわせて、良質なたんぱく質・ビタミン類は、歯がつくられる時に必要なので、
不足しないように、炭水化物に偏った食事ではなく、主菜・副菜・乳製品・果物などが揃った、バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。
▼歯を作る主な栄養素
妊娠中は特にビタミンA・B・C・Dが不足しがちになると言われています。
特にビタミンDの不足は歯周組織に悪影響を与え、歯肉炎を悪化させることもあるので
注意が必要です。
まとめ ~妊婦さん・プレママさんが赤ちゃんのためにできること~
いかがでしたか?
赤ちゃんの歯の成長・発育はママのお腹の中にいる時(妊娠初期)から始まっているため、
ママが摂取したものによって赤ちゃんの歯の質が決まります。
栄養バランスのとれた食事は、赤ちゃんの歯への影響だけでなく、
ママが健やかな妊娠期を送るためにも、とても大切です。
ママと赤ちゃんの健康を作っていくためにも、妊娠してから慌てて栄養バランスを整えるのではなく、妊娠前から意識するように心がけたいものですね。